本会議から、公営企業決算委員会、厚生委員会も
今日は怒涛の1日でした。
本会議で知事の所信表明や名誉都民の選定があり、
本会議終了後は公営企業決算委員会の打ち合わせ会、
そして厚生委員会の理事会と厚生委員会へ。
午前中から都議会を退出するまで本会議一般質問の打ち合わせも各局と続き、1分と座って一人で黙っていた時間がない1日でした。
本会議の写真を後方から撮ってくださった、いつもお世話になっているボランティアスタッフさん。ありがとうございます。
私の一般質問はたったの8分しか時間がありませんので、
いくら早口の私と言えども、多くて7問程度の質問しかできないことと思います。
けれども、できるだけ実のある質疑のやりとりと、その後へとつながる調整ができるようにと、現時点で10以上の項目で意見交換を始めています。
他の方はどうやって一般質問を作るのかはよくわからないのですが、
私はいつも多めに調整を開始して、緊急性や優先順位を見ながら取捨選択していきます。
先日の委員会の質疑もありましたが、
今何より取り組まねばならないのは
「マイナスをゼロにする」
ための都民への支援だと考えています。
コロナのことで、各所、各業種、各人が「通常」よりも「マイナス」の状況になっています。
それをいかに、「通常」に戻すための取り組みができるか。
その観点で、やりとりを始めていますが、
その質問の作り方だと「東京都がやろうとしていること」について伺うわけではないので、大抵は「答えられません」または「検討していません」といういわゆる後ろ向きな答弁をいただくことになってしまいます。
後ろ向きな答弁は、では、もらってはいけないものなのかというと、
私はそうは思いません。
都議会の大先輩の方で、以前こんなお話をしてくださった方がいました。
「婚活」について、ぜひ東京都が率先してキャンペーンやイベント、周知など取り組むべき、と取り上げ始めた頃はそれを担当する局もなく、どこに尋ねても「答えられません」「検討していません」のオンパレードだったのよ、と。
けれど、粘り強くその必要性を訴え、
それができれば、実現すれば東京には違う未来が開けるのだ、ということを伝え続けた結果
担当する局ができ、担当する課ができ、今では「婚活」は東京都の重要な事業の一つとして主に生活文化局などで取り組みが続けられています。
何年かかるかわからずとも、
大事なこと、必要だと思うことは、例えひとりぼっちでも訴えていかなきゃだめよ、
ということを教えてくださった、栗林都議に心から敬意を表したいです。
私が取り上げることも、中には
「それは担当する局がありませんね・・」と言われるものもあります。
けれど、そこで諦めるのではなく、
まずは第一歩としてその課題を認識していただくところから、議員と行政の協働作業は始まると思っています。
なかなか、課題を認識してくださるというところも、ハードルの高い部分ではございますが、なんとか少しでも自分の課題意識を伝えられるように努力したいと思います。
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