11月は虐待防止月間です!

先日、東京みらいのサンデーみらいTVでは、今社会現象と呼べるほどの人気となっている「鬼滅の刃」を取り上げさせていただきつつ、虐待防止に関連して「社会的養育」についてお話をさせていただきました。



仮装をしている都議としていない都議がおりますがご容赦くださいませ。。(娘の体調不良など家庭の事情により、仮装をする余裕がなかったというのが理由です)


あくまでも「鬼滅の刃」の人気の秘密を語る回ではなく、

「鬼滅の刃」から社会課題を考える回でした。


この作品は勧善懲悪の内容ではありますが、熟読するにつれ痛感するのは、

「人が人間のまま生きられるか、鬼となって人を傷つけ生きていくかは、その人が辛い時に誰に出会うかという点が大変大きく影響する」

ということです。


一例として、とある鬼の兄妹は、主人公の人間の兄妹と同じく小さくして親を失ったという過去を持ちながら、

「生きているうちに、誰ひとり自分たち兄妹を助けてくれる人間はいなかった」

ことから、人間や社会や運命を呪い、憎んでしまう成長を遂げています。


一方で主人公の兄妹は、親を失い大切な家族を失った後もたくさんの災難に出会いながらも、とてもよくいろいろなことを教えてくれたり、助けてくれたり導いてくれたりする存在に出会うことができています。


あえて、この問題を私が議員活動政治活動をする中で最も力を入れて取り組んでいる児童虐待の防止、根本解決、そのための社会的養育の推進にかこつけて説明するならば、


虐待の連鎖を止めるには、この鬼の兄妹の幼少期・青年期のような状況にある子供たちを「社会全体で」「地域全体で」「自分の子供ではなくとも」支えて、育てて、助けて、支援していくことが必要だと思うのです。


そしてそのためには


社会全体で、「虐待対策は政策の中でも最優先である」という共通認識を持つことが必要です。

虐待をする親を責めたり、石を投げるようなことをしてもいけない。

その親が虐待をするところまで行きついてしまった理由や背景を考えて、一緒にその課題を解決していけるような社会にならないといけない。

虐待をする親が甘えている、とか、人でなし、と言ってしまうのではなく、その親自身も小さな頃に親から虐待を受けていたりメンタルケアが十分にされてこなかった可能性も踏まえて、「今虐待を受けている子供たちの保護」だけでなく「今虐待をする親への支援やケア」「これから虐待をしてしまうかもしれない親予備軍たちへの支援やケア」が必要です。


社会に、それができるか?ということが試されているとも感じます。


さて、今週7日になりますが、虐待防止に向けて、親子・子育て応援ラボの第6回勉強会を開催します。



さすが元厚労省の法律職、千正さんの作ってくださっている講義用の資料が国・都道府県・区市町村それぞれの役割に分けて整理されており、大変勉強になる内容です。

ぜひオンライン参加可能な方はお申し込みください!


鬼滅の刃の話に戻りますが、

勧善懲悪の話でありながら、

善か悪かの二者択一の結論を出すようなストーリーではないところが大変な人気の秘密ともなっているのかもしれません。

基本的に人は善を目指して生きていくべきだが、

悪として生きる事しか選択できなかった、という悲哀を抱く登場人物がいることが、現代社会を生きる人にも通じる部分が多く、リアルだということでもあります。

特に成人からは、むしろ鬼の方に共感をしてしまうなどの、人生色々と経てきたからこそ感じる複雑な感情があるような話も、ちらほら伺っています。


悪は生まれながらに悪ではなく、生来の性格は善なのだとするのは性善説ですが、

生きていく間に後天的に環境によって影響を受けて悪になってしまうという事に共感も納得もできる人が多いということは、「今生きている人を全て本来の善の姿に戻れるようにして行こうよ」という提案に同意してくださる方も多いのでは、と思ってしまいます。


私が日頃の議員活動や街頭活動などで幅広くご意見をいただく中でも、

まだ子のいない学生さんや、

子育てはもうひと段落したというシニアの方からも「虐待防止はしっかりやってほしい」とご意見をいただくことが本当に多いです。


私の中で、引き続き児童虐待の根本解決に向けては

全集中の意識で 取り組み続けたいと思います。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。