各都道府県知事の要請に違い。今私たちが取るべき行動は?

昨日、東京都は一昨日から一足飛びに822人の新規陽性者が確認され、東京都の小池都知事も緊急会見を開き、都民や事業者に改めての感染防止対策の徹底を求めました。



このモニタリング会議では、まだ昨日の822人の新規陽性者の状況については議論に含まれていない状況ですが、議論に含まれていない状況ですが、医療体制も逼迫している、と最大限の警戒を呼びかける段階になっています。


小池都知事からは、

「年末年始コロナ特別警報」を発出すると言うことや、

「年末年始は小さなグループで過ごす」

「久しぶりの人に会うのはできるだけ避ける」

「忘年会新年会ははできるだけ避ける」

「帰省する場合には2週間前から会食を控える」

と言った要請が都民に対して行われました。


加えて、事業者に対しては

・大規模なカウントダウンイベントなどの自粛

・ライトアップやイルミネーションの停止や時短

についてもに言及がありました。


この言葉をどう受け止めるか、と言うあたりに再び個人差が現れそうな表現ではありますが、例えば「小さなグループ」は4人までならOKで5人からダメと言うことか、また「久しぶり」と言うのはどれくらい会っていない人が久しぶりと言えるのか、忘年会や新年会という名目でなければ会食も自粛する必要はないのか、など、色々と都民に判断が委ねられている部分もあるかと思います。できるだけ、と言う言葉を使われていることからも、ややその要請の度合いはまだ余地を残しているようにも思えます。


一方で、厳しく会食の自粛などを要請しているのが神奈川県の黒岩知事です。


黒岩知事は12月15日に会見で


「20代から50代は酒類を提供する店・カラオケ店や夜の繁華街に行かないことを強く要請」

「そのほかの県民も外出は可能な限り自粛すること」

「忘年会や新年会は控え、オンライン飲み会にすること」

「駅伝などもテレビなどで応援すること」


と言う、かなり厳しいメッセージを発出しています。


現時点で、新規陽性者の数を抑えつつあるのが北海道ですが、北海道は現在、当初12月25日までとしていた集中対策期間を延長し、1月15日までの自粛要請などを強く呼びかけています。

12月10日に北海道の鈴木知事からは、

・札幌市の時短営業、休業要請、不要不急の外出自粛

・旭川市の外出自粛

・5人以上や2時間を超える飲食の自粛

・忘年会、新年会、クリスマス会の自粛

・年末年始の挨拶回りの自粛

と言う要請が出ています。

北海道の新規感染者は、11月20日に304人まで上がりましたが、12月12日から独自の外出・往来自粛を呼びかける集中対策期間を開始し、最新の新規陽性者数は138名となっています。


各都道府県により、呼びかける内容やその強さの度合いに微妙な違いが見られます。

またその要請の違いにより、受け取る側の行動も変わってくる可能性があります。


東京都では飲食店等に時短要請を行いながらも、都民に対して外食や外出の自粛を要請する強いメッセージが発信されていないことが、実際に自粛をする流れが徹底されない一因でもあるのかもしれません。

「できるだけ、会食をしないように」

と言うメッセージは知事ならではの柔らかい言い回しなのかもしれませんが、時短要請と協力金の支給の開始を決めたこともあり、願わくば例えば会食については「会食は自粛を、飲食店からはテイクアウトを」と呼びかけていただきたいと思ってしまいます。


できる限り、具体的なメッセージを伝えていくことが、

こう言う場合は控えるべきか、どうか?

と悩んでいる都民にも、外出等を自粛するきっかけにしていただけるのではと感じています。


都内ではコロナ自粛疲れとも言える状況を散見します。

自粛したくとも、できない状況の方(仕事が在宅でできない、認められない、など)もおられます。

だからこそ、自粛が可能な人は、できる限り人との接触を減らして、外出や会食を行わない。そのことで、自粛したくてもできない方々を支えることにもつながるはずです。


コロナを理由に約束を延期したり、キャンセルしたりすると、

あの人は気にしすぎだね、とか、

自粛しろと言うタイプの人だから今後は誘わないようにしよう、など

人間関係に微妙な影響があることもあるかもしれません。

けれど、人間関係は、やり直しや取り返しがつくものです。特に、コロナでどの程度行動を自粛するか、と言う考え方の違いなどからの人間関係の問題は、よくよく話し合って、お互いの状況を理解し合って解決していくこともできます。

取り返しがつかないのは、感染を自分でもわからないうちに人に広めてしまうことです。

その広めた感染で、誰かを死なせてしまうことです。

また、その広めた感染により、病床が足りなくなり、がんや脳卒中、心臓発作や交通事故などの救急患者の命が救われなくなってしまうことです。

無症状だから恐れる必要がない、と言い切ることはできません。

病床はコロナ患者だけのものではないからです。


今は、どれだけ気にしすぎて、どれだけ孤立してしまったとしても、その方の人との距離をとる努力に私は心から感謝をしたいです。

そして、それは形としては孤立でも、同じように自ら進んで孤立して過ごしている人がたくさんいると言うことを思い出して頂きたいです。


引き続き、議会の方では医療体制強化や保健所支援、また経済的に困窮する方たちへのセーフティネット をはりめぐらすための緊急要望と政策提言に向けて、議論や検討を進めてゆきます。

ぜひ、ご意見をお寄せください。