東京都に政策提言。すべての人が幸せを感じられる都市に。

昨日は都庁で、無所属東京みらいで政策提言を行いました。

私たちが重視したのは、

すべての人が幸せを感じられる

→東京都で暮らす一人ひとりの「幸福度」をいかに上げていくことができるか、という点です。


これまで株式会社インサイトテックさんと、AIを活用して都民の不満の原因・要因を探り、解決策を議論していくという政策立案を協働してきました。

こう言った取り組みに加え、普段入ってくる様々な当事者からの困りごとの声を集めてみると、

子育てをすることが大変

子育てをしながら仕事をするのが大変

仕事がなくなってしまった

子どもの教育費が心配

障害があるので働けるところがない

子どもに障害があるが情報がなく孤独

災害時が不安

住み続けられる住まいがない

高齢で暮らしの利便性が不安

地域で虐待を防ぎたい

などなど、多岐にわたる「不満」や「不安」が多いことがわかりました。

これらの「不満」を「満足」に、

「不安」を「安心」に

一つずつでも変えて行けるように、と願いを込めて取り組んできたことをまとめたものとなりました。


私から特に重点項目としてお伝えしたのは、子育ての社会化、児童虐待防止対策です。


子どもを産み、育てるということが、

「各家庭の責任でやってください」というものではなく、

「社会全体で一緒に育てる」というものに変わってゆかなければ、子育てをしたいと考える人たちは増えません。

今子育てをしている人たちの負担感も減ることがありません。


子育てはそれぞれの段階で「負担」(経済的、物理的、時間的、など)のありようも変わってきますが、全国の自治体の中でも例えば明石市のように、「子育て支援」を重点政策として展開している自治体は子育て世代が集まり、人口や税収も増加するという結果を生んでいます。(この税収や人口が増えることは、自治体の借金を減らしていくことにもつながるので、行政に訴える際にはとても大切な視点のため、あえて触れました。)


その明石市の取り組んでいることとは、子育てにおける五つの無料化。


すべて所得制限なしで、すべての子育て世帯に

中学までの子ども医療費無料

中学までの子ども給食費無料

1歳までのおむつ無料

幼児の遊び場無料

第二子以降の保育料無料

を実現しています。


この中で、東京都でも取り組んでいただきたいこととして「無料の幼児の遊び場」を重点要望としました。


また、これまで視察や意見交換でも、産後うつや妊産婦の自殺、孤立などの深刻さについて伺ってきたことがあり、「宿泊型産後ケア施設の創設」を求めました。

産後ケア施設は各自治体により実施されている施設がない、などの状況もあり、

それには予算や人材の確保に課題があるということですが、

産後ケアを充実させることで、実家が遠方などの状況で産後孤立して子育てや家事を進める家庭を支援し、その後も必要な情報やサポートへとつなげていくことができます。


そして、私が最も想いを込めて提言させていただいているのが、児童虐待防止対策です。

昨年のDV被害者への支援強化や児童相談所の体制強化、子育て支援のアウトリーチなどに加え、今年重点項目としたのは「日本版シュア・スタート」。


児童虐待を受けて育ってきた大人たちを支援する団体などと、

今年は親子・子育てラボの勉強会でも1,2ヶ月に一回の頻度で勉強会・意見交換を重ねてきました。

奇しくも、その中で様々な講師の方々から、同じことを言われました。

「大人になってからの支援では、遅すぎる」というものです。

メンタルケア も、就労の支援も、自立の支援も、18歳でいきなり始めるのと、

学習面も含めて3、4歳から始めることができるのとでは、全く効果が違います。

ということでした。

実際に、アメリカではヘッドスタート、イギリスではシュアスタートとして、子どもたちが小学校に上がる前に、3・4歳から、体の健康・栄養状況への支援や文字の読み書きなどの学習支援、さらに家庭への親支援を一体的に行うプログラムが貧困の連鎖防止対策として行われています。

プログラムに参加した子どもたちは、参加しない子どもたちに比べて、大人になってからの大学進学率や生活保護受給率、年収などにも差が出ていることがわかります。


東京都では就学前教育のモデル事業がありますが、これは貧困対策というより幼児向けの早期教育という色合いが強く、幼稚園でのみ実施され、また教育以外の親支援や家庭支援などは行われていません。

この点を指摘し、就学前教育(教育庁が実施)に福祉・保健を絡めて一体的に実施していくべきだ、ということを提案しました。


その他コロナ関係の重点要望や、昨年の政策提案を行ったことに加えて新たにその他にも様々な項目が加わり、

全部で250を超える提言となりました。


全文、資料も載せておきます。


引き続き、皆様のご意見をお待ちしております。



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