離婚後の面会交流やひとり親支援について、意見交換を行いました

今週以降予定していた、対面の会議や意見交換などは全てリモートのものに変えています。


一般社団法人びじっとの皆さんと、東京都の職員の方々と、

離婚後の父母と子どもの面会交流支援における課題についてや、

ひとり親支援の今後に向けた提案について意見交換を行いました。

びじっとさんの活動については、こちらの記事を見るとよく理解ができるかと思います。


ここ一年は特にコロナ禍となり、もともとできていた面会交流もできなくなっている、と言う実態。

また、子どもにとって、そのことが将来的な成長や精神的な安定にどのような影響を及ぼすのか。これは日本ではあまり知られていることではなさそうです。

厚労省のひとり親家庭への支援施策について検討を行う審議会において、離婚後の同居親・別居親それぞれ両方との面会を続けていけるよう支援を行うことが、子どもにとって自己肯定感や自信を育み、その後の人生を安定的に築いていけるということが認められています。


一方で、面会交流そのものの取り決めをしていない離婚家庭も少なくない(取り決めをしているのは4組に1組程度)と言うことを伺った中で、特に離婚前後の親支援としてお金のことなどだけではなくその後の子どもとの関わり方についても話し合って決めておくことができるような周知や講座などは非常に重要だと思いました。


実際に去年の緊急事態宣言中も多数のオンラインでの面会交流支援を行なったと言うびじっとさんですが、実際にやってみてオンラインでできてよかったという点と、オンラインは難しかったというそれぞれの感想が利用者からは出ているそうです。

あくまでも、オンラインは「今は対面をするべき時ではないから、時限的に」行う、という観点だとしても、取り組むことそれ自体には大きな意義がありそうです。


びじっとの代表の古市さんは、この活動をされて13年ですが、

もともと本職がお寺の僧侶をされているそうです。

子どもたちのために、子どもたちが自分自身の人生や人格、出自を責めたりせずに真っ直ぐに成長していく人生を送れるようになるために、と一貫して子どもたちの未来・将来のためにと提言を続けられるその姿に、大変感銘を受けてしまいました。


東京都にはひとり親支援センター「はぁと」がありますが、

そもそも都内の区市町村の役所などに離婚届を提出する際、またその前後に、面会交流の支援や養育費確保の支援を行う「はぁと」の案内や情報提供は行われていません。

区市町村の職員の方や議員の方の中にも、その存在や事業内容をご存知でない方もおられます。

窓口があるから、それで十分ではありません。

その窓口が知られていなければ、使われていなければ、その支援はないことと同じだと私は思います。


せっかくのはぁとの取り組みをもっと知っていただけるよう区市町村と連携して周知を行うこと、

またはぁとではカバーしきれていない支援を今後どう拡充していけるかという点については、これからの検討課題となりそうです。


お忙しい中お時間をくださった東京都の職員の皆様、

また貴重なお話やご意見をくださったびじっとの皆様、本当にありがとうございました。


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