D×P今井さんを講師に、ラボ勉強会。今の10代が困っていることとは?

昨日は、児童虐待をゼロにしよう!子育てを全力で応援しよう!がモットーの、親子子育て応援ラボの勉強会でした。2021年初回の今回は、NPO法人D×Pの今井紀明さんを講師に迎えて、特に10代(や20代)の若者たちが置かれている状況、どんなことに困っているか、どんな支援や繋がりを必要としているか、ということを教えていただきました。


参加してくださった議員の皆様や支援活動をされている方、民間の方などからも たくさんの質問や意見が相次ぎ、特に今コロナ禍において、普段の何倍もの若者たちが大変厳しい状況に置かれているという現実が共有されました。

今井さんの主催するD×Pの活動は元々は生きづらさを抱えた10代支援ということで、

その内容は

①繋がりづくり

②仕事づくり

③暮らし・住まいづくり

を柱として、居場所や繋がり、就労へと若者たちを繋げることや、さらにオンラインでは「ユキサキチャット」というLINEの進路相談というのをずっとやってこられています。


この「ユキサキチャット」の登録者数というのが、元々複数年かけて872名ほどだったものが、2020年3月から12月で3500名まで激増しているというから、実際に困って支援先を求めてたどり着いている若者が急増しているということは想像に難くありません。


昨年の緊急事態宣言の直後の1ヶ月には、ひと月で300名の新規相談者が登録したということや、その相談の内容が元々の進路相談や学業の相談・登校の相談などより、生活のこと・お金のこと、家庭のことなど、より逼迫した自身の生命・生活に関わる問題についてのものが大変増えているということもお話がありました。


これには、元々「10代の子達は、保護者や家庭、大人に面倒見てもらえるでしょ?」という一般社会や行政が抱きがちな常識、家庭像と、実際のそれとの違いが関係しています。


D×Pをはじめ、都内などでも若年世代を支援する活動を行なっている団体等からお話を伺うと、「困っている10代の子達は、親がいない、または親からの支援を得られない状況が長く続いている」ということです。


例えば、親が休業補償や生活保護を受け取っていても、子どもの教材や学費には使ってもらえず、子ども自身がアルバイトをして自分の学業を支えてきたような場合があります。この場合、コロナでシフトを減らされてしまうと収入が激減し、必要なものを自分で買うこと、支払うことができなくなります。

自分や兄弟の食費も、自分のアルバイトで賄っている10代の若者が、コロナの状況になり一日一回の食事でなんとかやりくりをしているということもあるそうです。

シングルマザーの家庭の10代の少女が、毎食ご飯だけ、という状況で過ごしていることもある。

削れるものはまずは食費。そうして、精神的なやる気が削がれていってしまうことにもつながっていきます。


食事の他に、生活必需品である生理用品(や、家族に小さな乳児がいる場合、オムツなども)が買えない、ということも話題に上がりました。

これは参加していた方からも、実は自分が小さなころそうだった、という話や、生理用品が買えずに生理になると学校を休む子の存在などについての話がありました。


今井さんのお話から改めて、

今の行政の支援が世帯単位や就労者への補償というものが中心であり、

「親→子」の流れがあるものだという前提の元に作られているものだということを感じてしまいました。

未成年でも、すでに親を支え、自活しアルバイトをしながら、兄弟の面倒なども見ているヤングケアラーの存在も増えていることが報道などでも取り上げられています。


未成年だからこそ、支援が行き届いていない、こぼれ落ちてしまっているという状況に改めて課題があるということを強く感じました。

D×Pさんの、「#ひとまずごはん」で困っている10代に食料を届ける!という取り組みが、サポーターを募集しています。サポーターにはさまざまな活動の内容も伝えてもらえるということで、ぜひ何か協力したい!という方は、こちらのサイトをご覧ください。


引き続き、皆様からのご意見をお待ちしています!

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。