オンラインハラスメントについての取材を受けました

月刊誌の生活経済政策に、女性議員に対するオンラインハラスメントについての論文が掲載されています。


こちらの論文を共著された濵田氏から、先日私もいち地方議員として取材をしていただいて、私の体験を話すと共に、私以外の様々な地方議員の方たちが体験してきた壮絶なハラスメントや嫌がらせ、暴力などの状況を知ることになりました。

これはおそらく、女性に限ったことではないのですが、比較的女性議員がその被害を被ることが多いということから取材対象に女性の地方議員を複数選び研究を進められているようです。


例えば私自身も、

オフィシャルホームページの問い合わせやメールアドレス

事務所の電話やファックス

Facebook

messenger

Twitter

など、私自身が管理する複数の窓口・アカウントを持っていますが、そこに届く連絡は選出された選挙区である多摩市・稲城市にお住まいの方に止まらず、全国各地からのものがあります。


そして、その連絡の内容ですが、

「都政に関する陳情や要望」にとどまらず、


「家族構成」

「恋愛遍歴」

「個人ケータイの電話番号」

「住所や子どもの学校などの詳細情報」

を聞いてくるものや、


音楽活動の予定について、

イベントへの出演の可否について連絡を求めてくるもの、また


とあるSNSでは1日に5件〜10件の「どんな男性が好きですか?」「仲良くなりたいから、友達になってくれ」「どこかで2人で会えないか?」という連絡が届くことが続き、しばらくそのSNSを開きたくないような気持ちになったこともありました。


大切な相談があるからSNSで友達になってくれ、という方を友達登録したところ、深夜早朝も含めて連日電話がかかってくるようになり、ある時突然「お前子供がいたのか。騙された!」と言われたこともありました。


違うSNSでは私の歌手時代のオフィシャルブログから無断転載してきた写真を使い、デマや悪質な書き込みを拡散しようとしている投稿を見かけることもありました。


前回の選挙の期間には、私の実家に民放の報道番組がきて、ベランダに干している私の下着を撮影させてくれないかと私の親に頼み込んだことがありました。きっぱりと断ってくれた父に感謝しています。


政治の世界に子育て中の女性が足を踏み入れるということは、かくも強い風当たりを受けるものなのかと愕然とする出来事はオンラインに限らず、さまざまに体験としても実感としても感じてきたというのが実状です。


私自身が、個人的に受けるハラスメントについては私がじっと耐えつつ、限られた時間を使って本分である議会活動や政治活動また生業としてきた音楽活動に従事すれば良いことですが、


私の子どもたちや家族にも多大な迷惑をかけながらでなければ続けられない仕事なのか、と感じてしまう時、子どもや家族の静かな暮らしのためには政治活動をやめたほうがいいのかもしれないと考えてしまうこともありました。

子育て支援の充実や、児童虐待の防止、多様性の実現や高齢となった親たちが安心して暮らせるまちづくりに取り組みたくて議員になったのに、

自分自身の高齢の親や小さな子どもたちに大変な想いをさせてしまうことがあるということは何故なのか、よくよく考え込んでしまうこともありました。


濱田氏の共著論文の最後にも、オンラインハラスメントが女性議員に与える負の影響の大きさについて警鐘が鳴らされている部分があります。


ストーカー被害や自身・家族への誹謗中傷、または暴力に晒されたことで精神的に不安定となり、政治家としての活動の継続を諦める議員もいるということにも触れられています。


こう感じる女性議員の心情をとても理解できるものですが、

この問題をこのままにしていては、一向に政治参画する女性の数は増えず、子育て当事者などをはじめとした多様な声が議会の中で発信されることも進んでいきません。


女性たちが政治参画しづらい理由はこれだけではないですが、

私の知る複数の地方議員の女性たちが、やはり何らかのオンラインハラスメントを経験されていたり、今後そういったことが起きる可能性を不安に思われているということは伺ってきています。


私にできることは、

今後オンラインハラスメントが女性に限らず様々な議員の活動を阻害しないよう、

自身や家族の安全を確保しながら活動を継続していくにはどうすればいいか、

様々に有識者や現職・元職の地方議員とも意見交換をしながら、情報を発信していくことだと考えています。


また、議員や議会の活動に関する報道のあり方や、

地方議員として望ましい活動のあり方についても考え、発信していけたらと思っています。


引き続き、幅広くご意見をいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。