東京都では置き勉が認められています

今週は月曜に決算委員会・福祉保健局、水曜に決算委員会・教育庁、金曜に決算委員会・オリパラ局と質疑に立たせていただいて、さらに来週火曜日は文教委員会の年に一度の事務事業質疑(議案や請願陳情案件でなくても、事業についてなんでも質問ができる、特別な委員会質疑の日です)が教育庁と生活文化局2局いっぺんにやってきます。頭の中が、平成29年度の決算と平成30年度の(新規も含めて)事業と今後始まるモデル事業や展望でかなりてんてこまいです。


貴重な質疑の機会を与えていただいて、ありがたい限りです。都民の皆様、また都民以外の皆様が感じていること、疑問に思っていること、不安に思っていることをしっかり質疑していけたらと思います。


と言いながら、実は教育庁関連で、質疑しようと思っていたのですが、もうすでに解決済といってもいいような項目が1つありました。それが、タイトルにあります、置き勉問題です。


9月6日に文科省が通知を出しました。

「児童生徒の携行品に係る配慮について」

という表題で、内容は報道にある通り、児童生徒のランドセル等の重量が身体の健康や発達にも悪影響を及ぼしかねない、ということで、教科書その他の教材のうち、何を児童に持ち帰らせるか、また何を学校に置くこととするかについて、保護者等とも連携して様々な工夫例を参照し、必要に応じて適切な配慮を講じるようにというような内容になっています。


またそれには別紙として

「児童生徒の携行品に係る工夫例」

という資料が添付されています。


こちらは要約しますと、


家で使う予定がない教材は学校の机の中に置いて帰って良い

大量の荷物を持ってくる、もしくは持ち帰る際は、分散できるように配慮を

学期末の持ち帰りも、計画的に

置いて帰っても良いものリストを配布して周知することを推奨

書写の授業で汚れた筆は持ち帰り、筆は持ち帰り、その他は置いて帰って良い


などの、「工夫例」とされているものです。


東京都に、このあたりの見解をお伺いしたところ、

「こういった工夫はすでに都内の各学校で行われていると認識している。そのため、都としては、各区市町村教育委員会に、普段の配慮をすでに行われてきていることを認知しているという文言と継続的な配慮のお願いを添えて、文科省の通知とともに送ったところである」

というご返答がきました。


これは、どういうことか、2日ほど考えているのですが、


おそらく、東京都としては、置き勉を何ら禁じていない。どころか、重量負担を考え、児童生徒の持ち帰る教材についてはこれまでも様々な工夫や配慮が区市町村の小中学校でも取られてきていることを認識している。


だが、(ここからは可能性の話ですが)一部の学校や一部の教室で、児童生徒に教材等の持ち帰りについて適切な配慮がされていなかった可能性がある。それはなぜか?と考えると、明確な「これは持ち帰り、これは置いて帰る」という規定がないために、学校や教員独自の判断により、中には使用しない教材も毎日持ち帰るところもあったのかもしれない、というやや自発的な判断と配慮をお願いしていたからこそのばらつきが生じていた可能性がある、という結論に自分の中では思い至りました。


このばらつきを、今一度揃いなおす意味での、今回の文科省の通知(正式には、「事務連絡」です)であると考えられます。


異例のことであるそうなので、これをいただいた学校によっては、「なんで、こんな当たり前のことを、文科省がわざわざ送ってくるのだろう」と考えられるところもあるのかもしれないということです。


けれど、この事務連絡によって、もし適切な配慮ができていなかった学校の中で、教員の皆様が何かを変えるきっかけにしていただけるとしたら、生徒さんたちにとってはありがたい効果があるかもしれないですね。


繰り返しになりますが、東京都では、置き勉は認められています。


この点ははっきり致しましたので、今回、この件についてどこかで質疑をする予定はありません。


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