第44回市民なぎなた競技大会へ

多摩市立武道館で行われた、第44回市民なぎなた競技大会、第35回多摩市なぎなた大会へ伺いました。昨年に引き続き、2度目となります。

開会式の後に模範演技と公開演舞がありました。

競技会会長の梶山武子先生の厳しい叱咤の声が響きます。

先生の開会式のご挨拶が印象的でした。

「私は3歳の時から剣道となぎなたをはじめて、今88歳です。79歳までは若い者には負けない、というつもりでやって来ましたが、80歳になった途端に自分の体力の衰えを感じました。体力の衰えはなだらかな坂のように来るのではなくて、いきなり段階が来るものですね。ですが残りの人生も精一杯、私は一生を剣道となぎなたに捧げて行きます。」

というお言葉でした。昨年はご自身が剣道となぎなたを始めた頃のお話や、それを続けることによって自分自身に培うことができた自信についてのお話が印象的でしたが、今年は現在のお身体のお話から、長年の経験を経て感じられている自らの体力の隆盛と減退、またそれを経た上でさらに感じる強い使命感というものがうかがい知れるご挨拶で、いつもながらその言葉の持つ魂に胸を熱くさせられました。

模範演武の他に、多摩中なぎなた部によるリズムなぎなたなどの公開演武がありました。また、小さな小学生の皆さんの団体基本の演武も素晴らしかったです。


オリパラ準備にわく東京都であり、先週オリパラ局に事務事業質疑を終えた直後でもありますが、特に日本の武道の持つ精神性は数ある世界各国の様々なスポーツと並べてみても、非常に特別なものであるように感じられます。

勝ち負けを競うものでもありながら、剣道で以前大学時代に僅かながら手習をした際に、私自身も教師から教えられたことがありました。

目の前の対戦相手は自分自身の分身とも言えるものであり、また師ともなる存在であると言われたことを覚えています。

相手は、自分がなりえたかもしれないもう一人の自分の姿である、というように、まるで鏡のような意識で試合にのぞむと、自分自身の強さも弱さも、その試合の中で知ることになる、ということがあります。様々な教えがあるとは思いますが、自分が受けたこの教えは今でも日本の武道の豊かで強靭な精神性というものを表す1つの例であると感じています。


先日、オリパラ局に質疑した中で最後のテーマを「ラグビー機運醸成」と定めて行いましたが、このラグビーというスポーツも、発祥はイギリスのパブリックスクールという外来のものでありながら、「ノーサイドの精神」と公明の斉藤委員もおっしゃっておりましたが、都内のとあるラグビースクールでも子供達に「誰かのために頑張る」ということを鍛えていくスポーツだ、と教えていることからも、非常に精神的な学びが多々ある競技です。このことも踏まえながら、女性向けの機運醸成や、子供達がもっと身近にラグビーを楽しめるような機会の創出について、都に伺いました。特に後者については今後検討していかれるという答弁をいただきましたので、どのような形で実現していくかをわかり次第またご報告させていただきます。