子どもへの虐待の防止等に関する条例の骨子について、パブコメ募集が開始しています

木曜は南多摩保健所協議会、そして土曜には多摩歯科医師会忘年会にお招きいただき、出席してまいりました。


どちらでもお会いした東京都八南歯科医師会の関戸達哉会長のクリニックは、私自身も小学校の頃からお世話になっていることもあり、このような会に出席させていただいて、挨拶を述べさせていただくことがいつも以上に大変僭越にも感じられました。

南多摩保健所協議会の方でも、摂食嚥下障害についての対応や理解普及の周知を進めていかれるというご報告がありました。

摂食嚥下障害とは、食べ物を認識してから口を経由して胃の中に送り込む、その一連の動作のどこかで障害が起こってしまうことで、特に高齢者の方の歯の欠損や咀嚼能力の低下、唾液の分泌低下などが原因で引き起こされることが多くなるようです。

介助者や、家族は前もってよく口腔ケアを行うことで、口内の環境を改善し、この摂食嚥下障害が引き起こされるリスクを抑えることができるというものです。


口腔ケアは、主にご家庭の中でそれぞれに気を配り、親や年長者から子へ指導をすることが通例のため、最近では小学校や中学校に通う児童の中で口内状態の良し悪しに大きな差があり、二極化が進んでいると言われます。

口内の虫歯の数が現在、小学高学年で0.8本と1本も虫歯がない子も多くいる一方で、東京都内の小学校の4割近くで口腔崩壊にあるお子さんが見つかっているというデータがあります。

また、その指摘が学校健診等で歯科医からなされた後でも、歯科で治療を受けない未受診の児童が小学校で約42%、中学校では約70%もいることがわかっています。

受診をしない理由は、保護者が共働きで忙しい、児童本人も部活などで忙しい、また治療を嫌がる、母子ともに精神的にも歯科に行く余裕がないと言った理由があるようです。


特にお子さんがまだ小さい場合、「ご家庭の中で歯磨きのやり方もしっかり指導しましょう」という暗黙の了解がこれまではありましたが、最近では専門医や有識者は「むしろ学校内で歯磨きの指導もするべきだ」という認識を持つようになっています。

乳歯であれば虫歯でも放置しても構わない、などの間違った認識を持ったまま、子供の虫歯や歯の不調をそのままにして歯科受診をさせない、いわゆるネグレクトと呼ばれる状態にあるお子さんたちの問題が明らかになってきています。


口の中を見れば、お子さんの暮らす環境がわかるとも言われ、子育てに悩んでいる可能性のあるご家庭や親御さんの存在を孤立させないためにも、歯科健診を広く行なって行くことは児童虐待防止の観点からも非常に重要です。


歯科医師会の皆様や、行政や教育現場で働く方々の力を結集して、子どもや子どもたちを育てる家庭の支援体制が整えていけるよう、ぜひ助けていただきながら実現したいと思います。


東京都では、子どもの虐待の防止等に関する条例の骨子が発表になりました。

それを受けて、改めて都民の皆様から広く意見を集める、パブリックコメントが開始されています。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/11/30/09.html


罰則なしの体罰禁止が盛り込まれるなど、国内でも初の条文となっていることがわかります。ぜひ、広く様々なご意見が届けられますよう、皆様からの提出をお待ちしております。


斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト | 都民ファーストの会

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。