本日は団体陳情対応と厚生委員会。1日の終わりに、私が3人子どもを育てる自信がない理由について考えました。

本日は、厚生委員会と理事会がありました。


昨日ブログに書いた通り、今日は都市整備委員会に南多摩尾根幹線の拡幅工事についての質疑があり、昨夜遅くまで会派でもそれについての議論を進めていました。


厚生委員会は本日、病院経営本部からは平成30年度予算の繰越についての報告があり、福祉保健局からは定例会提出予定案件の説明と陳情の審査がありました。陳情については「特別養子縁組制度利用者の監護期間についての意見書の提出に関する陳情」で、全会派が同じ趣旨採択という態度でした。


ちなみに、特別養子縁組制度における監護期間とは民放第817条の8の規定により定められている、縁組を成立させるに当たって養親となる者が養子となる者を6ヶ月以上の期間監護した状況を考慮しなければならないとされている期間のことです。


本日の陳情はこの監護期間にも、養親は養子を養育しているものであることから、育児休業や児童扶養手当などの各種権利が保護されるように国に対して通達等を出すことを求める意見書を都議会として提出してください、という趣旨のものです。

趣旨としては理解し賛同できる、けれども、実際にその要望部分をそのまま東京都議会が受け入れることが適当であるかどうかという部分に疑問があったことからこの陳情は採択ではなく趣旨採択となりました。


扶養手当や法律に定めのない各種休暇については、企業は就業規則等で定めますが、東京都などの自治体は条例や規則で定めるものです。国は法律を定めますが、ちなみに、平成28年3月に「育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」を改正し、これにより「特別養子縁組の成立について家庭裁判所に請求した者であって当該労働者が現に看護するもの」も対象に追加されています。これ以上の規定や通達は国が一律に全ての自治体に行うというよりも、東京都などの自治体が自主的に条例などを設けて規定していく必要があるということが小宮委員の質疑からも明らかになっています。


東京都は現在新生児委託推進事業や、里親制度推進のために社会的養護推進計画に特別養子縁組について盛り込むなど取り組みを行なっています。今回頂いた陳情の趣旨に賛同しつつ、児童の権利と児童を養育する養親の権利が保障されていくように、東京都としてぜひ主体的にまた前向きに取り組みを進めていっていただきたいと思います。

ここからは余談になりますが、子どもを育てる、というのは本当に大変なことであると、世の中にあるありとあらゆる大変な仕事と並べてみてもその尊さと責任の重さは決して引けを取らぬものがあると、7歳と3歳の2人の子を育てる自分も心から感じる毎日です。自分は立派な子育ては全くできていませんが、子を持ってみて初めて、本当に心底世の中の全てのお母さんお父さんを尊敬するようになりました。


私は自分自身は3人兄弟の末っ子として育ったこともあってか、いつか子どもを3人産み育てたいという気持ちが過去には心のどこかにあったと思いますが、正直今現在2人の子を育てながら全く3人目の子を持つことが考えられません。毎日毎日、やらなければいけないことがすべて終わらない中でなんとか次の日の朝を迎えているような状況で、仕事に向き合いながら、自分と今いる子どもたちが健康な毎日を保つことだけで精一杯です。


毎日18時台に子どもたちを迎えに行った後は、19時前に帰宅してから夜の食事を作って食べさせ、学校の宿題と翌日の支度、お風呂に入れて22時ごろに寝かしつけをした後に家の中の片付けや洗濯物をしながら仕事の連絡やメール、資料作成等をこなさなければならず、その間に家事が全く進まない中で子どもの呼びかけに答えてあげられなかったり、子どもが絵本を読んでほしい・一緒におもちゃで遊んでほしいというのに応えてあげられずに後で落ち込んでしまったりする毎日です。


今年の第一回定例会中に、子どもの風邪をもらってしまったのですが自分自身は病院に行く時間が取れず、そうしているうちに咳喘息になってしまい、四月後半には人生で初めて肋骨にヒビが入ってしまったという珍事件もありました。


私が何の仕事をしていたとしても、子どもを育てながら仕事をするというのは相当の工夫や努力に、さらに様々な助けを周囲から得る必要があるように思います。

子どもは突然風邪をひくこともあるし、朝元気だったのに昼に突然胃腸炎になったりインフルエンザになることもあります。

それでも仕事は待ってはくれませんし、しかし保育園に預かってもらえない時には家族の助けも必要です。けれども、助けてくれる家族がいるとは限りません。配偶者が激務もしくは遠方出張であったり、親族が遠方や病気療養中であることもあります。


我が家の子どもたちはそれでも小規模園や認証園にお世話になることができたり、今年には初めて下の娘は認可園に入れていただくこともできて本当に助かっています。それでも、働くことと子育ての両立は私の経験してきたいかなる仕事よりもハードな状況が次々に現れる激務です。


子どもを育てることは母親1人では決してできることではないと感じます。けれど、私の知る中でほとんどお母さん1人でお子さんのことや家のことを全て背負って担っておられる例も少なくありません。


子育て支援には、多様な働き方の親御さんがお子さんを保育園に預けられることや在宅での子育て支援を受けられることがまず最優先で、さらに家事育児の様々なサポートやサービスも使いつつ、子どもの教育や成長について相談できる様々な機関と体制が必要です。

教育費の悩み、家事育児と仕事の両立の悩み、子育ての悩みを置き去りにして、簡単に「子どもを増やす」ということはできないなぁと心底感じる次第です。お金、気力、体力に余裕があって初めて考えられるのかもしれません。


もっと、日本での子育てが経済的な負担が少なく、働きながらの育児時間も容易にとれ、育児をしながらの就労に寛大な風潮も広がり、学校や保育園からの連絡やPTAのやりとりもお母さんだけに偏ることなくしてもらえるような前提の中にあれば、女性1人の肩に「育児・教育・家事・仕事・介護」がのしかかるような社会でなくなっていくのならば、少子化の流れに歯止めがかかるのかもしれません。


女性たちが頑張りすぎて壊れてしまったりする前に、まだまだ十分ではない子育て支援や保育政策、教育支援、家事育児シェアや介護負担軽減を是非とも進めてゆきたいです。


ふと、そんなことを思いました。

今日は娘が4月から通う園での、初めての遠足でした。

大好きな唐揚げとおにぎりのお弁当を作って持たせましたが、折しも園に胃腸炎の症状が出た子もいる中で、娘も腹痛でお弁当を残して来ました。少し心配ですが、遠足は天気も良く楽しかったようで何よりでした。

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