9月28日、夢の授業に登壇します。
今月は色々なイベントにご招待いただいています。
こちらは、学生団体 夢の教室が主催する、「夢の授業」第一回目にパネラーとしてご招待いただきました。
主催者の学生団体は、まさに大学生を中心として活動しているという現役学生さんたち。
そして、このイベントの趣旨を説明しに来てくれた時の、第一声が印象的でした。
「僕たち、学校の授業がつまらなかったんです。」
彼らのメンバーの中には控えめに言っても、国内最高峰の大学に通う学生さんたちがいます。国内で進学することを悩み、結果として現在海外に留学している学生さんも。
卒業した小学校や中学校、高校も進学校や有名校の名前もあり、それ自体は私などからすると素晴らしいですね、親御さんもとても教育熱心な素晴らしい方達なんですね、という印象を持つのですが、当の本人たちにすると「学校の授業が、苦痛になる程つまらなかった。」という感想しか残らなかったとすれば、非常に由々しき問題です。
教師の話している内容と現実が繋がらない。
何を勉強しているのかが理解しづらい。
現実社会で起きていることに直結する授業が少ない。
そんな感触を抱いてこられたのかな、ということを感じました。驚くことではなかったのは、私自身も似たように感じた記憶を思い出したからです。
社会に出てみて驚いたのは、学校の勉強と社会の中で求められることや果たさねばならないことのつながりもまた希薄であったと知ったこと。
とはいえ、私自身は小学校では自分の楽しみを持つという生きる基本を、
中学校では友人と共に切磋琢磨するという社会の基本を、
高校では(恩師が社会科教員であったので)社会課題の解決のために学ぶ必要性を、
大学では国内にとどまらず体験と見識を持つ重要性を
それぞれ学ばせていただいたと感じていますので、自分は比較的其れなりに得られたものも多々あると、出身校にはそれぞれ感謝も愛着もあります。
とはいえ、今の学生さんたちが何を感じ、何を悩み、もっと学校現場にどうなってほしいと考えているのか、是非このイベントにパネラーとして参加する中でも教えてもらってこようと思います!
NPOカタリバの久保田氏と私、あともうお一方は近日発表だそうです。
参加はどなたでも可能!是非、一緒に考えたい方のご参加をお待ちしております。
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