「学びのみらい」開催。教育の実践者や当事者、保護者と共に考える。

ラグビー議員連盟の活動で札幌に行っておりまして、土曜午後の報告が遅くなりました。


TOKYO CROSS POINT主催の「学びのみらい」が開催されました。

探求学舎の宝槻さんをはじめ、今を生きる子供たちに必要と信じる教育を実践しておられる若き教育者たちが集まり、また様々な年代の子をここ東京都で育てる保護者の皆様、お子さんの参加もいただきながらの開催となりました。


奥澤都議が主導し、司会進行を務めてくれましたが、登壇者のトークが大変盛り上がった結果、参加者全員のワークショップの時間が全く取れないという事態になってしまいました。申し訳ありませんでした。ですが、インプットの量と質は相当なものがあったのではないかと思います。私自身も、勉強になることが多々ありました。

私自身も後半「教育改革について、政治ができること、やるべきこと」のくだりで登壇させていただき、渋谷区の神園区議と一緒に色々と常日頃感じる使命感などなどをお話しさせていただきました。



まとめる形で、宝槻さんがとても核心に迫る問題提起をしてくださいました。

教育は当事者と実践者だけでは変えられないところも多々ある。だからこそ、政治の力も必要になってくる。この言葉は決して忘れず心に刻んでゆきたいです。


こちらの会でも触れましたが、私はもともとシンガーソングライターとして仕事をしながら出産をして、東京都において待機児童問題を実際に体感してきたことが都議に出馬させていただくきっかけとなった希望の塾への応募へとつながりました。

フリーランスという働き方が置かれている状況、

月々の保育料が税控除の対象にもならないという現状、

世の中には保育園に預けられる人と預けられない人がいて、預けられない人は仕事を続けるということが非常に難しいという現実。実家や義実家が遠方であれば、それでも仕事を続けたいのならば毎月多額の出費をしながらシッターや認可外保育所に預け続けなければならないという毎日の中で、仕事を一度やめようか、やめて子育てに数年間専念するということが必要なのだろうかと悩む時間を送りました。自然と、自分の仕事にそれほどの価値があるのかと悩んだり、右から左へ保育料に消えていくことで疲弊感を感じることも。


そんな、産後もっとも大変な最初の数年を過ぎてみると、増えはじめたいわゆるママ友とのやりとりも通じて、現代を生きる親御さんたちが教育について大変漠然とした不安を感じておられるということを知りました。


保育園や幼稚園時代から、習い事に複数通うことが比較的当たり前で、小学校に入ると公文や塾、英会話や水泳など、習い事をしていないというお友達を見つけるほうが難しくなりました。

塾通いの低年齢化、習い事の複数通いは私たちが子どもであった頃の「ごく一部の、教育熱心なご家庭がそうする」という類のものではなく、むしろスタンダードになりつつあるということを感じさせられます。


なぜ、学校だけではなく、色々な習い事や塾に通わせるのか?

それは、学校の教育だけではどこかその児童の学びに十分ではない部分があると本人や保護者が感じているからに他なりません。


ですが、学校外の学びには費用がかかります。その費用を出せるご家庭と、そうではないご家庭があります。

文化やスポーツも含めて、様々な習い事や学習体験を経済的な理由から控えることなしにぜひ色々と習ったり、体験してみられるように、と以前視察した大阪市の塾代助成事業では月額1万円を所得制限なしに全てのご家庭に使っていただけるよう設定していたことが画期的でした。進学のため、偏差値のため、受験のためという目的を限定しておりません。学びの種類を限定しないというところが他にはない大変意義ある制度です。


学校という場には、全ての子どもたちが繋がってきます。

だからこそ、学校という場で、大阪市の塾代助成事業が果たしているような「学びの種類や目的を限定しない学習支援」の体制を構築することが必要と考えます。


ですが、学校の先生方はすでに多忙であり、むしろ学校の先生にしか行えないとされている様々な業務を軽減していくことが最近では求められています。

事務や、部活動指導などについてはすでに外部人材活用によって学校の先生方の負担を減らしていこうという方向性が示されました。

英語教育や、プログラミング、起業家教育など、今後必要とされる様々な社会教育をぜひ教員のみならず民間の多彩かつ多様な人材も活用して進めていけるように、私たち東京みらいでも議論を重ね、また都に対する提言を続けていきたいと考えています。


都議会や都庁の中で話をしているだけでは、実際社会に今起きていることや変化に敏感で要られません。今後も、どんどん様々な分野の実践者の皆様からご意見を伺いながら東京の進むべき未来について考えてゆきたいと思います。