パラリンアート2019世界大会の表彰式へ!

港区区民センターにて行われた、パラリンアート2019世界大会の表彰式に伺いました。

今回の大会の作品テーマは、「舞」。


踊る、舞を舞う、音楽や感情や祈りや想いも込められた作品が所狭しと会場に並んでおりました。

パラリンアートは、障害のある人もない人も共に活躍する社会を作ることを目指しています。

様々な障害のあるアーティストの作品を展示したい、買い取ってくれる企業等と連携して、障害者がより多様な形で自立できる社会を目指しています。


私が作品を見ていて驚かされたのは、構図の素晴らしさと、色の鮮やかさ、そして絵の繊細さです。


こちらは、グランプリを受賞したHARUMARUさんのダンス!ダンス!ダンス!です。

スピーチで、お住いの岡山のことや障害のあるアーティストに活躍の場が増えることへの願いなどを明らかにされ、感銘を受けました。



こちらは準グランプリ2作品のうちの1つ、NAMYさんのダンス・ダンス・ダンス。こちらも日本人の方の受賞でした。絵の構図を考えるのに苦心なさったということですが、完成までに3〜4週間と、割と皆さん短期間で仕上げて来られていることに驚きました。小さな地球を囲むように様々なダンスがあふれています。色の艶やかさに感嘆です。



こちらは準グランプリのもう一点、ロシアからのアーティストKaussiさんのMusic。

作者のKaussiさんは特にジャズがお好きだということでしたが、この絵がコンピューターを使ったグラフィックアートだということにも驚きました。



他にも様々な賞と作品がありましたが、印象に残ったのがこちら、田尻はじめさんの作品、情熱の中の決意。


フラメンコを踊っている女性の、一瞬止まって次に動き出すかのような瞬間を捉えた作品です。

これを描いたのは、奥様のお気持ちを想像して絵に記したもの、とおっしゃっていて、障害のある伴侶を支え生きていくという大変な決意をするパートナーがどのような気持ちなのかを想像しながら描きました、というお言葉でしたが、こちらがその迫力に圧倒されてしまいました。


障害のある人の親御さんにはシングルマザーの方が多いというお話も衝撃でした。

感覚的には感じていることでしたが、改めて伺ってみると。

そのような場合、忙しく必死に生きるお母さんから、障害のある本人は必要最低限の生活範囲の中でじっとしていることを良しとされてしまうこともあり、外の世界を知りにくい環境に居続けてしまったり、狭い世界の中で自らの活躍しうる可能性を知らずに生きていってしまうこともあると。


表現、アートがその人の生きる糧にもなりうる、それを実現できるようにするため、私たちも東京都でできることを全てやっていきたいと思います。


本当に素晴らしい表彰式でした。

関係者の皆様、またアーティスト・ご家族の皆様、素晴らしい体験をありがとうございました。