稲城市に開設した障害者就労センター、なえぎへ。農作業を視察しました

稲城市百村に8月にオープンした、障害者就労センターなえぎに伺いました。

就労継続支援B型事業所として、知的・精神(発達含む)・難病等の利用者を20名(施設外就労受け入れ数も入れると40名程度まで)受け入れ可能な施設です。

最初に代表兼施設長の神宮司さんとサービス管理責任者の大森さんからお話を伺い、その後実際に利用者の方と副施設長の小嶋さんと一緒に畑での農作業を視察させていただきました。

私が手に持っているのが、なえぎの皆さんで作られているブルーベリージャムです。

完全無添加、手作り天然素材。稲城市生まれのブルーベリーを使っています。

ブルーベリーは全て、果実は手作業で摘むしかないということで比較的単価も高く、なえぎさんではこういった作業内容の工夫も兼ねて利用者の皆さんへ全国平均よりも高い工賃の支払いを可能にしているということです。



畑の中でいくつかの区画をご厚意でお借りしながら、枝豆やブルーベリーを育てる手伝いをされています。

利用者の中には、潔癖症で作業の準備に時間がかかるかたもいるということでしたが、総じて感じたのは農作業を行う環境の爽快さです。

今日作業をしていた利用者の方は、「もともと農作業に興味もあったんです」ということで大変素早く上手な手つきで、すでに玄人の雰囲気でした。その場で摘んだブルーベリーを食べさせてくださいましたが、これがぷつっとした感触で流石に新鮮で、酸っぱくもなく硬くもなくとても美味しいものでした!



まだネット販売などは行っておられないですが、ぜひ期待したいですね。


代表からのお話で印象的だったのが、

最近は色々な作業的な仕事はロボットや機械にできるようになっており、昔でいういわゆる「内職」がかなり少なくなってきているんです、ということ。

つまり、B型事業所に通うような、比較的重い障がいを抱える方達が請け負える仕事が減っているということ。

とはいえ、福祉就労だからと言って、安すぎる工賃で働き続けてもらうことも利用者目線でいうとやはり難しい。

工賃をしっかりと稼いでいただくためには、様々な仕事をもっと受注できるようにしないと、というお話が大変わかりやすい課題点でした。


例えば色々な商品を発注する企業や、何か商品やサービスを利用したい一般家庭にも、「こちらにはこんな商品・サービスを提供できる施設があります」という周知をしなければ、誰もこの施設で清掃等のサービスや名刺作り、ジャム作りが行われていることを知らず、その商品やサービスを買う機会も生まれないのです。


障がいのある対象者の方達に「この施設で働いてみませんか」と周知するのと同じくらいに、

一般企業や一般家庭に「こんな商品やサービスが提供可能な施設があります。購入してみませんか?」と周知することも必要と考えます。


大森さんからは、区市町村によって障害者就労支援へのあり方が全く違うというような興味ふかいお話もお伺いしました。

都に持ち帰り、また色々と調査と議論を重ねてゆきたいです。


さて、そしてその後は帰る道すがら、兼ねてから行きたいと思っていた稲城駅のカフェ・トラジェに伺うことができました。


あの華道家の假屋崎さんのお弟子さんである山崎さんがオーナーであり、中の入り口部分は花屋さんです。奥にカフェが広がっています。

カレーは家庭的なのに深い味わい、たらこパスタは懐かしい雰囲気のする美味しさです!


花を求めて、もしくは憩いや美味しいご飯を求めて、稲城駅にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。