第45回市民なぎなた競技大会、第36回多摩市なぎなた大会へ。
多摩市なぎなた連盟が主管、多摩市と一般財団法人多摩市体育協会が主催のなぎなた大会へ伺いました。
演技競技は長年審判を務めている方達でも判断をするのが本当に難しいそうです。
両者の対峙のタイミング、挨拶のタイミングから始まり、
演技では対になっている味方同士のチームがぴったりと呼吸を合わせられているか、を特に注視して採点をされるということです。
写真は試合競技のものですが、
演技競技では袴を着用して行なっていますが、
この袴が乱れていないか、引っかかっていないか、なども評価基準ということ。
一方で、試合競技となると決定打を相手に打ち込めるか、最後の最後で寸止めをしてしまう優しい性格の場合、そこは評価されないという厳しい現実があります。
最後まで振り下ろすことができるかどうか。
それが試合では勝敗につながるのだ、ということを小坂会長から御指南をいただき、為になる時間を過ごさせて頂きました。
心技体のうち、なぎなた競技で最も大切なのは「心」であると、故梶山武子範士もおっしゃっていました。
梶山範士にはお会いした数少ない機会の中で、人生を通じて正しく道を進むための努力を決して惜しむなかれ、という心を幾度も教えていただいたことがありました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
最後の表彰式では誠に僭越ながら、2位の選手の皆様に表彰状とカップを渡させていただく大役を仰せつかりました。
試合では凛々しく雄々しかった選手たちが、防具や面を脱いで目の前に現れると、それはそれは可愛らしく無邪気な様子で、そのギャップにも驚かされます。
選手の皆様、保護者の皆様、そして指導者の皆様本当に1日お疲れ様でした。
お招きくださりありがとうございました。
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