森澤都議が決算総括質疑。東京都の決算審議は11月では遅すぎる??

各会計決算委員会の総括質疑があり、委員の森澤都議が質疑を行いました。


教育関連では、地元永山高校などからも伺っているICTを活用した教育について、特に無線LANの整備のみならず教員や生徒を支援するICT支援員の配置状況や決算額について質疑し、今後特にICT支援員の重要性は認識していただきたい旨を要望。


また、私たち東京みらいで夏に児童達の参加も募りTokyo Global Gatewayを体験してみた所管も踏まえ、特に多摩地域からの参加にややハードルがあるということから、TGGから「英語教育キャラバン」という形でもっと外に人的資源や教育資源を活用していただくことを検討委ただきたいということを要望。多摩市ではサテライト型の英語授業も行なっていることから、TGGも同様の活用方法を検討していただきたいということも意見で付与していただきました。


さらに、そもそも決算委員会の時期が毎年この時期(9、10、11、12月という、各局の予算概算要求も出てきている時期)で妥当なのでしょうか、という大変重要な質問。



私も昨年と一昨年に決算委員をさせていただいて、同じ疑問を感じていました。

東京都の決算審議はすでに都庁各局が予算要求を行なった時期に行なっているのです。それに、対象事業が膨大だという理由かもしれませんが、決算用として委員の手元に配布される資料は「概要」とも呼べるもので、個別の詳細は載っていない。改めて資料を請求して、実際の事業の効果や実績については個別に問い合わせるか、それでも「資料が膨大になりますから」と資料提供を断られたこともありました。

東京都の決算委員会は9月から12月にかけて、質疑そのものは分科会に分かれて10月、11月に集中的に行われています。

本来であれば、昨年度(平成30年度)の決算審議の結果は迅速に議論・検証し、できる限り早期に、可能であれば直近の予算編成にも活かしてゆくべきです。今回でいうと、令和2年度予算の編成へと活かしてゆくことができるはずです。


けれども、この審議の内容が明らかでないまま、すでに先週各局の令和2年予算要求は発表されています。これは各局がそれぞれの局内で来年度の予算編成を議論検討し、これだけの予算を来年度はいただきたい、と要求をするものです。


多摩市では議会基本条例に則り、「予算編成に決算審議を活かす」ことを目的に予算決算特別委員会を設置しています。

予算と決算が連動するために、そして議会の議論を予算に反映していくために、その委員会において審議した内容を事務事業評価表にして市長に渡しています。

都道府県議会では、三重県議会ではこの予算決算特別委員会が、時期を決めることなく一年中を通して設置されています。


さらに、東京都の事業評価の公表時期も大変遅い可能性があると考えます。

事業評価が公開されるのは年明けです。ほぼ来年度予算が固まっている時期とも言え、その評価内容を審議して反映させていける猶予があまり残されていないとも言えます。

森澤都議からは、今年度から試行している政策評価の公表タイミングはぜひ決算審査の前に、と要望が添えられました。


ワイズ・スペンディングを真に支えるPDCAサイクルの取り組みを東京都において実行するためにも、より効果的かつ予算審議と連動した決算審議が必要です。


森澤都議の次は、月曜の公営企業決算委員会で奥澤都議が質疑予定です。

お時間のある方は、ぜひ傍聴にいらしてください。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。