高齢者と障害者・児童が共に活動する多摩市西永山福祉施設を視察しました

多摩市健康福祉部からご案内を頂き、都営住宅と合築で建てられた西永山福祉施設に視察に伺いました。

まだオープンして20日で、内覧会は10月に開催されていましたが、ちょうど利用者さんもいらっしゃる状況で視察させていただくことができました。中の様子が大変わかりやすく、利用者さんやスタッフさんの雰囲気も大変落ち着いていて安定している様子でした。

この施設の多目的室の真隣が、都営住宅の集会室となっています。

今後都営住宅の自治会との交流も開始され、具体的にイベント等の開催に向けても検討が進められてゆきそうです。

これほど距離が近いと、行き来や交流もハードルが低いですね。


福祉施設の中には、高齢者の方の訪問介護やデイサービスを行う小規模多機能施設「こもれび」、また障害者の就労支援B型のNPO法人「工房マテリアル」「暉望」「若人塾」、そして障害児の放課後等デイサービスのNPO法人「くぬぎ」がそれぞれ入っています。

障害者の就労支援B型の法人はそれぞれ、元々多摩市の中学校廃校にて活動をされてきた団体で、大変歴史も実績もある方達です。

小規模多機能施設「こもれび」は、多摩市の5つの小規模多機能施設のうち4つを運営されている医療社会法人が新たに4つ目として新設した施設です。要介護の方のみならず、要支援の方も、ご自宅にいながら居宅介護を受けていくサービスを月ごとの定額制で受けることができます。

まだオープンして間もないため、こちらは定員いっぱいまで利用者さんがいるという状況ではありません。月ごとに徐々に増やしていかれるそうで、現時点ではスタッフさんの方が多いですが、月額制で1日に例えば複数回、自宅に来ていただくこともできるサービスを受けられるというのは利用者目線ではとてもありがたいものです。

こちらに来てくださる利用者さんとも、やはりキッチンスペースで一緒に立って料理の後片付けなどもやる、とにかく日常の身の回りのことができるだけ自分でも引き続きやっていくことができるように、ということが大切とここでも介護予防の重要性を感じさせられました。

元気な利用者さんは、さらに屋外での活動も一緒にスタッフさんと行うことがあったりと、とても活動的な内容を日々行われているようでした。


地域にこのような多機能施設が増えることは安心に繋がりますね。

この施設の存在を市民の皆様にももっと知っていただけるように、自分も広めていきたいです。

今年度から始まる東京都の福祉施設ICT設備の補助も活用していただけるようで、安心しました。

こちらは障害者就労支援B型の工房マテリアルさんにて、見せていただいた皆さんで作成された商品の一例です。

東京都の「Kurumiru(クルミル)」という、自主製品魅力発信プロジェクトとしてお店を三つ設けていますが、こちらに商品を置かれているかと思いきやそちらは申し込みの基準が高く、また手続きが煩雑で申し込みはされていないとのこと。大変勿体無く感じました。


お隣の暉望さんでも伺ってみましたが、食品等を作られているけれども食品はkurumiruの店舗に置けない、ということでオープニングフェスタでは出品したけれど普段は置いていない、ということでこちらも残念でした。せっかくの商品が様々にあるのを、どうにかもっと都の方で情報発信していただけないかと感じています。

こちらは放課後等デイサービスのくぬぎさん。まだ日中の時間帯のため、学校に行っている児童さんたちはまだおりませんでしたが、素敵な活動の一例を見せていただきました。

音楽や体操、課外活動もされているそうですが、教えることができる大人がいるからできていることがあるんですよ、と教えてくださったのはこちらの織物。生徒さんたちも大変繊細な作業を集中して取り組まれ、見事な作品をいくつも作られているそう。

放課後デイは昨年の報酬改定が大変厳しく運営に影響しているそうで、こういった活動にかける余力=人、を確保することが難しくなりつつあり、こちらでも人を減らさざるを得ないというお話を聞いて大変心苦しく感じました。


最後の若人塾は精神障害のある方が多い事業所で、作業が力仕事などの男性的なものが多いからか、特にこちらの事業所では(多摩市内に二つあります)ほとんどの利用者が男性だということでした。

ここに登録をされている方でその日来ている方が就労する支援のみならず、登録していてもなかなか来られない人にも毎朝電話で連絡を入れる。継続的に様子を伺い、関係を作る。施設では就労だけではなく季節ごとのイベントや、レクリエーションなども企画して行われています。中には職員の方がほぼボランティアとして行う事業なども。


一日の中で、駆け足ではありましたが、大変勉強になる部分、また東京都として取り組んでいくべきことなどに多大な気づきをいただけた時間でした。

今後企画されてゆく地域に開かれたイベントの開催なども大変期待されます。

私も何かイベントが行われる際には足を運ばせていただきたいと思います。

関係各位の皆様、お忙しいところを、本日は本当にありがとうございました。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。