東京都で初!こども大学国立へ。

先週末のことになりますが、東京都内で初のこども大学として開校した、こども大学のプレ開講にて授業を拝見して参りました。


こども大学、はドイツのチュービンゲン大学で開始されたプロジェクトで、小学生の4、5、6年などの児童が大学生となって大学生となって、大学の教室で各界の専門家から大学生レベルの授業を受ける、というものです。

ヨーロッパではすでに100校以上が開校。

日本では埼玉県川越市を皮切りとして、鎌倉や横浜などにも開校が相次いでいます。東京都内ではまだ一校もなかったのが、この度初めて国立市にて開校されました。

講師陣には池上彰さんやちばてつやさん、最上一平さんや柳田邦男さんなど錚々たる顔ぶれが。池上彰さんが「こども大学かわごえ」で行なった授業では、「なぜ、戦争が起こるのか?」をテーマに、参加している児童たちから手を上げてもらい、様々な意見を受け取りながら先生が一緒に考えるというスタイルで大変興味ふかいやりとりをしておられます。(この様子はこども大学くにたちのホームページでも見ることができます)


また、この日のくにたちプレ開講には柳田邦男さんの講義が行われました。


柳田先生から最初に児童たちに伝えられた言葉。

「君たちにまず言いたいのはね、学校は間違うところです。

どんどん手を上げて、発言して、考えていることを伝えてみてください。

間違って、訂正されて、その繰り返しが本物の知識になっていきます。

間違うことを恥ずかしいなんて思わないこと。」


ここから、言葉のない絵本「アンジュール ある犬の物語」(ガブリエル バンサン)を見ながら児童たちにどう感じたか、これは何が起きているところかと質問を投げかけたり、やがて絵本から日本の俳句や特別支援教育にまで話は及んで行きますが、柳田先生から絶えず伝えられたのは生徒さん一人一人が考えることの大切さ、尊さです。

考える習慣をつけるということ、

それは自分の生きる道を考えるということでもある。

そして、自分が何かに役立つを考えているこどもの割合が先進国でも最低という日本において、今を生きるこどもたちにもっと自分たちごととして世の中に起きていることや目の前にあるものについて考えてほしい、という一貫した願いのような教えが伝えられていました。


最初は静かでじっと聞くままだったこどもたちが、後半ではみんな手を上げて、発言しようとしていたのが印象的でした。


学習指導要領や、公教育の部分では教えることが難しくなってきているのかもしれない「考える」ということを主題に置くことの多いこども大学。さらに重要なテーマとしてSDGsをメインに据えて、子供達の生きる力をさらに柔軟に育んでいこうとしている各校の取り組みに要注目です。


埼玉県ではすでに行政が主体となって、この取り組みを各地域に広げています。

知識やキャリアのあるシニアの大先輩がたが、講師となって生きた知恵を授けてくれる場所として子どもたちにとっても本当に学びの原点の場となる可能性があります。


東京都の各所にこの取り組みがさらに広がってゆくよう、自分も力を尽くしていきたいと思います。


さて、都議会は昨日開会され、知事の施政方針が明らかになりました。

今年東京みらいで視察と委員会質問を重ねてきた都立病院の独立行政法人化について、本格的な検討に入ることを知事が宣言しました。引き続き議論を重ねて行きたいと思います。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。