東京都が特定妊婦へ産科受診の支援を年度内に開始します!

昨日は一般質問に立ちました。


子どもを産み育てることに寛容で協力的な社会が形成されるよう働きかけたい。

子どもを育てることと、女性の人生におけるその人らしい働き方や生き方が両立できる社会にしていきたい。

そして、子どもたちがどんな環境に産まれても、人生の選択肢が狭められないような社会にしなければいけない。


この想いは私自身が都議会議員選挙に立候補するにあたり、自分自身の体験してきたことや歌手活動を続ける中で特に自分と同じかそれより若い世代の女性たちから教えられてきたことも含めて、最優先テーマの一つとして今も私の真ん中にあります。

教育は英語教育、いじめ対策、不登校生徒支援と、意見として都立高校男女別定員制についても申し上げました。

英語教育の質疑にあたっては先日東京みらい実施した区市町村へのアンケートや、AIを活用した独自調査から見えてきた「保護者が英語教育に求めていること」と「英語教育の現実」との違いに着眼し、外国人の人材をもっと授業で活用していただけるようにと都の支援のあり方について伺いました。


いじめ対策は、まだまだ道半ばです。

訴えてきている傍観者プログラムも未だ実現せず、いじめ予防授業も局地的。いじめ認知件数は過去最高で、初年度に訴えたSNS相談体制が本格化したのは素晴らしいですが、ここにもまだ繋がっていない生徒さんが多数おられることが問題です。


不登校生徒支援はちょうどこの件について都民からご相談を頂いていたこともあり、今回も質疑テーマに入れました。地元の教育支援センターが充実しているかどうかで、不登校生徒さんにとってのセーフティネット、第二の学校が見つけられるかどうかは異なります。地域差が大きいと、特に遠方通学が困難な小学生の生徒さんにとっては家以外に平日行ける場所がない、なんていうこともあるのです。センター充実に向けた支援は、来年度以降も継続してくださるという答弁でした。


未受診妊婦の支援については、昨年6月に一般質問で取り上げた際にはまだまだこの問題の課題を都に認識していただくところで精一杯だったのが、この春に厚生労働省が動き、女性健康支援センター(東京都では妊娠相談ホットライン)にて特定妊婦(若年、経済困窮、望まない妊娠、などの特別支援を必要とする妊婦)の医療機関受診に同行して産科初診費用も助成する、という事業がスタートしたことで、今回「都も今年度内に支援を開始する」という答弁を頂けました。

当事者から伺ってきた、周囲に誰もいない状況で子どもを産むという状況に陥ってしまうほど、常日頃から想像を絶するほどの孤独と一人ぼっちで向き合うしかなかった女性たちの支えが少しでも増えるのであれば、ありがたいことです。

ただし、この支援も、当事者が「東京都の相談窓口に相談をする」という選択をしていただけなければ、行政としても宝の持ち腐れです。

都の窓口に相談するなんて怖い、何か責められるのではないか、親や家族に連絡されて叱責されるのではないか、暴力を振るわれる場所に連れ戻されるのではないか、様々な葛藤もあり、他人に相談するというのが大変勇気が必要なことだとも思います。

相談窓口では、匿名でまずは相談だけでも気軽にお話しいただけるよう、配慮された対応を受けられます。何か相談員が行動を「こうしたら」と勧めるようなこともありません。

この窓口に、今お悩みを抱えている妊婦さんが1人でも多く繋がるように、そして具体的な支援がさらに進めていけるように、今後も取り組みます。


養育費の確保支援についても伺いました。

東京都のひとり親家庭実態調査でも露わになった、特に母子家庭の経済的困窮の状況と、養育費を受け取っていないひとり親家庭の多さ。実に離婚したひとり親家庭の6割以上が支払いを受けていない状況です。

東京都では区市町村窓口とは別に、法的相談など専門的な内容の相談を実施しています。これをさらに発展させ、他の自治体でも始まっている養育費取り立て代行や補償制度など、確実に養育費を支払ってもらうための取り組みを検討するべきと考えます。

子どもにとって、十分な養育を受けることは権利であります。

また、離婚後も子どもの成長を支えていく責任は一義的に、両親それぞれにあるのです。

この件は今後も取り上げてゆきたいと思います。


児童福祉司の処遇改善については、明日の厚生委員会でも児相関連で質疑をしますので、また改めてブログに書きます。


最後のソーシャルファーム 条例では、障害者雇用のロールモデルを生み出していただけるような、東京都障害者職業能力開発校(先日奥澤・森澤両都議が視察に伺いました)における職業訓練やさらなる活用に向けた取り組みについて。


全ての質問を、今お困りの方々やこの問題の解決のために日々努力なさっている方たちの思いを預けていただいている気持ちを込めて、質疑を行いました。


質問作成や調査・視察・議論検討全般において、連日朝も夜もなく共に活動する東京みらいの森澤・奥澤両都議に敬意を表すると共に、お世話になった関係局の皆様やご意見をお寄せくださった皆様に感謝申し上げます。傍聴してくださった方、映像などで見てくださった方もありがとうございました。東京みらいでは、全局の事業について、都民の財産である都税をお預けいただいているのだという意識を持ち、特に効果的な事業に選択と集中を行い、予算編成の不断の見直しを行うべきだと主張して来ています。子育て支援であればなんでも良いわけがなく、手当などの経済的支援では改善していくことができない、超少子化への実効性ある対策に取り組んでいただけるよう、今後も働きかけて参ります。


はからずも、質問を終えて自席に戻る時に、他の会派の先生方からも激励や拍手をいただき、大変恐縮しましたが、改めて誠心誠意、真摯に政治活動に取り組んで行かねばという思いを強く致しました。



明日は厚生委員会で質疑を行います。