児童虐待死亡事例から見えてくる、DVや未受診妊婦の問題との相関関係。

平成30年度の東京都児童福祉審議会の児童虐待死亡事例等検証部会の報告書が本日発表になりました。


平成29年度に発生した重大な事例9事例についての分析と検証を行ったもので、これによると


子育て支援サービスを利用していたのは9事例中 わずか2事例であったことや

妊婦健診を受診していたのは9事例中 5事例のみであったこと


これらの点から、まだまだ区市町村や東京都の支援や相談窓口に「つながっていない」ご家庭が少なくないということや、そのようなご家庭は児童の養育において孤立してしまうことや、課題を抱えていても周囲に支援を求めず、支援が得られない場合もあるという現実が透けて見えてきます。


東京都が、区市町村が、どれだけ「産後ケア」「未受診妊婦支援」をやっています、と窓口を開いていても、そこに悩みを抱えている当事者が繋がらなければ、今後も傷を負うお子さんや何らかの事故・事件は生じてしまいます。


改めて、都内全区市町村で切れ目のない子育て支援を実践するとともに、

あらかじめ(他県からの転入者も含め)こういった支援がありますよ、と知っていただくための取り組みはさらに効果的に進めていかねばならないと感じます。


さらに、今回の検証報告書ではDV(家庭内暴力・配偶者暴力)との相関関係もあることが明らかになってきています。


配偶者暴力被害者への支援は先日の政策提言でも重要項目としてあげさせていただきましたが、本当に急いで居場所確保や当事者救済につながる周知啓発を進めていかねばなりません。


こちらは前年度のものですが

東京都では毎年この検証をもって、課題抽出や改善策の検討を行なっています。

虐待予防や家族再統合への支援のあり方について、会派でもさらに議論してゆきたいです。


斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。