BONDプロジェクトの開催する「生きる力」講座へ。

都内で10代20代の若年女性の生きづらさ、悩みを聞き取るために

長年活動を続けてこられているBONDプロジェクト。

本日は全3回の生きる力講座の最終回で、自分は若年女性でもなく子連れの状態でしたが申し込みをしたところ、快く受け入れてくださいました。


元厚生労働省の千正康裕さんが講師にたたれ、NPOや女の子たちからあげる声がどのように国に届き、政策になっていくのかなどのお話を伺うことができました。

千正さんのお話はとてもわかりやすく、納得することばかりでした。

19年間厚生労働省に勤められてきた中で、

行政の職員の特性と、そのサービスを届ける相手であるお客さんである困っている当事者との感覚や言語の違いについても言及されていました。


行政が窓口を開いておいて、そこに誰か困った人が世話する人に連れられてやってくるというのは、大昔の地域コミュニティが機能していた頃の話。今はそんな世話人もいないし、コミュニティに繋がっていない個人が本当に多いですよ。

というお話にうなづいてしまいました。


千正さんはご自身が虐待防止法も含め8つの法令改正などに関わる中で、

自分の仕事が実際にその先でどのような影響を及ぼしているのか?を知りたくて、

平日夜間や土日に、あちこちの現場を歩き回ったそうです。

BONDも然り、また自立援助ホームや児童相談所も。


そこで、本当に困っている少女たちの暮らしがどう変わっているか、ということを見なければならない、と徹底した現場主義を実行された官僚さんであり、わかりにくい行政の仕事をできるわけわかりやすく発信しようとしたブロガー官僚さんでもあります。すごいです。


東京都の虐待相談やDV相談も、妊娠相談についても、よく言われるのは

「比較的若い世代が繋がっていない」ということです。

30代、40代からの相談が多く、本来さらに深刻かつ孤独な状況に置かれている可能性の高い10代、20代からの相談が少ないという特性があります。


最後に、代表の橘ジュンさんから光栄にも質疑を振っていただいたので、こうした行政の窓口の課題解決策と民間支援のあり方について伺わせていただきました。


ここにきていた若年女性たちと、帰りに何名かと言葉を交わさせていただきましたが、

それぞれが、大変な時に誰にも相談できなかった、大人は信用できなかった、

役所に相談するなんてとんでもない、むしろ相談したくない、自分が責められてしまって苦しい気持ちになるだけだ、これ以上傷つきたくない、と切実な声を伺うことに。


改めて、情報の周知の方法や窓口のあり方について、

アウトリーチの方法について、

民間支援について、

考えていかねばと思う次第です。


ボンドプロジェクトの皆様、千正先生、本日はありがとうございました。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。