新型コロナ特別委員会で質疑を行いました。

東京みらいを代表して、新型コロナウイルス対策特別委員会にて、令和2年度補正予算について質疑を行いました。


2月から、厚生委員会でも検査体制や重症度に応じた患者の受け入れ体制、そして生活についての人々の困りごとについて質疑を行うにあたり、

医療機関や、各種民間団体等、

また中小企業や個人にも電話やオンラインでのヒアリングを重ねてきました。


今回の東京都の予算は医療体制や検査体制の強化に加え、感染防止に向けて休業要請をした店舗への協力金や飲食店の業態転換への補助、またさらに文化支援なども含めてこれまでの補正予算とは違いかなり一歩踏み込んだ内容となっています。私たち東京みらいはその意味で本予算に賛成する立場ですが、ただし、「今本当に困っている人」についての視点がやや未だ反映されていないのではないか、と感じる点について主に質疑をさせて頂きました。

協力金は、主体がNPOなどの場合も含め、主体に限らず、また理美容店など対象外になっているものの自主的に休業をしている店舗等も含め対象にするべきであり、これは今後の検討を待ちたいと思います。


飲食店への業態転換は、これまで対面式のサービスを主としてきた事業者に対してテイクアウトを行うための支援をするものですが、この業態転換に取り組もうとする事業者は飲食事業者にとどまりません。無観客配信を行う文化イベント施設や、オンラインの手法を模索する学習塾や各種スクール・習い事、またオンラインのフィットネスなども新型コロナの感染抑止のために、各自で業態転換の検討や実践を行っています。東京都の支援が業態を問わず進めていただけるよう望むものです。


文化支援は大変たくさんの団体・事業者・アーティスト等から疑問や不安の声も届いていたため、複数質問を行いました。

今回、この文化支援が現在活躍の場を失っている文化芸術家やスタッフ等への幅広い支援であるとするならば、文化の分野や業種を東京都が明示するべきではありません。

ここからここまでは文化です、この内容は文化です、と示すことができないのが文化の多様さだからです。

東京都はこの事業について「プロ」を対象とする、としていますが、その認定については「自己申告制」とする、ということです。

その曖昧さは吉と出るか凶と出るかは非常に微妙であり、危険性が高いです。

また、昨日の委員会ではこの文化支援において選ばれた作品の中で特に高い評価を受けた作品やそれに関わる関係者は、今後都のイベントや舞台で発表できる機会があるようなことを検討している、という知事のお考えも示されましたが、そうだとするとこれは文化支援というよりも公共事業のための映像作品のコンペティションであり、やはり内容や分野についての評価が関わってくるということになります。


この事業で本来目指している幅広い文化支援を実現するには、あくまでも分野や内容の審査ではなく、活動経歴を求める際に特に「3月4月に出演予定のイベントが中止になった」等の状況を申告していただくことで、本当に活動の場を失い、困っているスタッフやアーティストを支援することができるように、今後の検討を要望しました。


また、フリーランスと言われる、特に開業届を出しておらずに国や都の支援も届きにくい方たちへの支援について、


DV被害者への支援、周知啓発、


増えることが予想されている児童虐待へのアウトリーチ施策などについても現行の取り組みだけではなく、今回は特別に行政が力を入れて支援するべきだと申し上げました。

普段、民間団体が子ども食堂などで支援している部分が多分にありますが、NPOこども食堂支援センター・むすびえ、および、こども食堂ネットワークの合同調査によると、現在使用できる施設が休館となっている等の理由で、閉めることを余儀なくされている子ども食堂が大変多いです。そんな中でも、感染リスクを防止しながら、なんとか必要とするご家庭に食材等を届けようと努力している事業者や、もし宅配できる資材があれば取り組みたいと考えている子ども食堂もあることがわかりました。

業態転換は、ぜひこのような活動に対しても行って頂きたいと考えています。


ひとり親の支援については、特に困窮した層へはスピード感のある現金給付が必要です。

東京都でも区市町村がひとり親支援や困窮世帯支援の現金給付を行いたいと考えた場合に、今回補正予算で区市町村振興基金・特別交付金が計上されていますが、こちらを活用してそのような取り組みが可能であるということも確認できました。


住まいをなくした人への支援については、TOKYOチャレンジネット は特に女性にはなかなかつながりにくいものとなっている状況が確認できました。

若年女性の支援を行っている複数団体が、現在自前で寄付を募るなどして女性の居場所を設けるため、宿泊施設の確保を目指して奔走しています。

都としてこうした民間の活動を支援することが重要です。


他にも自宅で過ごされている高齢者の方への買い物支援や、通所介護をできなくなっている方への支援など、必要なことは日々日々お声が届いてきます。それに対する対応を、東京都にはこれまでの延長線上ではなく、常に柔軟にまた積極的に進めて頂きたいと考えるものです。


今日は本会議があり、討論に森澤都議がたちます。

ぜひお時間のある方は、動画配信をご覧くださいませ。

大変な日々が続いていますが、ご自身やご家族の健康を第一に、できるだけいつも通りの生活が送れるようにお過ごしください。一旦今日で都議会臨時会は閉会しますが、引き続き、ご意見やご要望など、お待ちしております!

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

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