緊急事態宣言解除。イベント開催基準の詳細について、本日新たに指針が出されました。

昨日の政府の緊急事態宣言の解除を受けて、東京都も今日から「ステップ1」へ移行しました。

さらに、本日開かれた対策本部会議において、新たに国から示されたイベント等の開催基準についてイベント等の開催基準について、注意書や改訂部分が加わりました。


イベント等の開催について、屋内屋外それぞれについて、規模に加え、収容定員について記載が加わりました。

STEP1においては、屋内イベントであれば100人以下のものでかつ収容定員の半分以下が開催可能とされます。会場のキャパシティが200人以上なければ、実際には100人のイベントが開催することができないということになります。


施設別で見ると、スポーツジムはステップ2から緩和、カラオケやバー等はステップ3から緩和し、飲食・酒類の提供を深夜12時までとすると制限を設けています。

また、ライブハウス等については国の対処方針を踏まえ検討していくとされています。


一方で、国が示した基準は以下の通りです。


屋内屋外それぞれに収容人数の決まりが示されています。

ただ、このステップ1、2、3と東京都の示すステップは同じではないため、注意が必要です。


こちらの表では具体的なイベントの種類に分け、説明がなされています。

一方で、こういったステップの中に入らない対象が「これまでクラスター発生が報告された施設」です。



クラスター発生施設とされるライブハウスやカラオケ、スポーツジムについては知事の判断とされていますが、現時点では東京都は「接待を伴う飲食店等及びライブハウスの使用制限の緩和については、国の対処方針等を踏まえて対応を検討」するとしています。

神奈川県のように、即座に緩和を行うものではありません。


東京都内には100店舗以上のライブハウスがあります。

それぞれ、客層や音楽の分野にも幅があり、演奏の手法や観客の応援の方法にも違いがあるのが一般的です。ライブハウスの中での演者や観客の振る舞いは、一様ではなく多様です。これについて、感染防止対策としてどのようなルールを作っていけるか、がライブハウス再開の鍵となってくると考えています。


そもそも、感染防止対策をした上で営業を再開したとしても、ライブハウスには

①演奏をする演者が戻ってきてくれるかどうか、リスクをとってライブを開催してくれるかどうか

という問題に加えて、

②ライブが開催された場合に、観客が足を運んでくれるかどうか

という課題も存在することになります。


この事態において、緊急事態宣言は解除となったとはいえ、いまだ世界的に有料の文化イベント等は行われていない状況(むしろ、年内はほぼコンサート等のイベントの中止が決定・発表されていることもあり、再開する場合に演者や事業者に誹謗中傷が集まるリスクもあります)で、ライブを開催して、万が一、感染者を発生させるようなことになったら。

そう考え、いまだ営業再開に二の足を踏む事業者も出てきていることもあります。



ライブハウスやコンサートは、そのライブハウスやコンサート会場が演奏会等を開催するわけではありません。

その施設にお金を支払い、様々な機材等を持ち込んで、ライブや公演を行いたいと考えるミュージシャンやアーティスト、バンド、劇団等がいてこそライブや公演が開催されることになります。

ミュージシャンやアーティスト、バンドを支えるスタッフや関係者、またファンの方たちの感染防止対策と、万が一感染者が出てしまった場合の支援策・救済策・接触者追跡策まで想定した上でなければ、ライブハウスのみを営業再開したとしても、そこでライブを開催したいと考える演者がなかなか集まらないのではないかと危惧をするものです。


私たちも関係各所から様々にご意見を伺いつつ、文化施設、アーティスト、イベント事業者、各種業界団体等がそれぞれに生き残って行けるよう、重ねて東京都に提案・要望を行なってゆきたいと思います。


また、ステップのそのほかの部分の説明になりますが、


本日から、ステップ1となり、飲食店は夜10時までの営業が可能になります。

都立学校等においても6月1日から分散登校、保育所等も自宅保育のお願いと同時に、開園となるところが多くあるようです。


この東京都のステップが示すものについては、詳細を奥澤都議が昨日ブログに書いています。





また、森澤都議も、ブログで説明してくれているように、



緊急事態は解除されても、まだまだ新型コロナウイルスのワクチンが開発されたわけでも、感染が完全収束したわけでもありません。


日常の各場面において、人と人との距離を十分にとり、なるべく大きな声で近距離で話し合うようなことを避ける工夫が求められています。

ぜひ、引き続きの感染防止対策にご協力をいただけるようお願い申し上げます。