斉藤が政治活動を続ける理由
多摩市・稲城市内を始め、東京都内でポスターを貼らせていただける場所を探しています!
住宅、店舗や駐車場など、1枚だけ貼ってもいいよ、というところがあったらご連絡を頂きたいです!斉藤が駆けつけます。
&そんな斉藤の活動のお手伝いをしてくださるボランティアの方を募集します。
既に私の活動は陰に日向に、早朝や休日も一緒に動いてくださるボランティアの方にかなり支えていただいています。
もともと組織がない中での政治活動で、「あなたがやることなら」と応援しにきてくださる方たちには感謝の想いしかありません。感謝の想いしか渡せるものがなく申し訳ないのですが。。
私が、音楽活動を生業としてきた自分が政治活動を続ける理由を今一度、ご説明させていただきます。
それは、これまでの古い政治のあり方を変えたいからです。
政治の世界に近いところからの声だけ聞き取るあり方。
国民に見えないところで、近しい有力者たちの間で意思決定を行い、都合の悪い部分を公にせず、事業や予算を私物のように執行していくあり方。
市民国民の想いとつながらない政治、苦しい思いをしている人の声が届かない政治、苦しい人に「自己責任だ」と吐き捨てて一部の権力者だけで予算の奪い合いをしている政治に任せていたら、ますます国民は政治に背中を向けてしまう。見たくもない気持ちになって、投票にも行かず、ただ政治の世界を批判するだけになってしまうのは本当にもったいないことで、国全体にとっての損失につながる、という気持ち一つで、小池都知事の希望の塾に飛び込み都議選に出馬しました。
子どもを育てるお母さんお父さんの保育に関する悩み。
障害のある家族を支える悩み。住まいのこと、仕事のこと。
パートナーから暴力を受ける悩み。それを誰にも言えない悩み。
実家がない中で生きていかなければならない悩み。孤独。
いじめに関する悩み。自殺願望や、自己肯定感の低さ。
我が子を虐待してしまうかもしれない恐れ。自戒や自省。
生まれた時の性別とは違う性別で生きる人の悩み。
同じ性別の人を愛する人の悩み。
震災で、衰えていく地元への思い。
自分や家族への国籍による差別。
どれも政治家になる前から日本中で聞いてきたことです。
こう言った生きる上での難しさは、誰でも抱える可能性があります。
抱えていないというのは、ただ、たまたまその環境に生まれなかっただけ。
たまたま家族に恵まれただけ。仕事に、人に、場所に恵まれただけ。
私はそう感じることが日々あります。
自分は毎日食事も与えられ、教育も受けさせてもらえるなんと幸せな環境にいたのかと。安全に眠り、着る洋服を与えられ、毎日学校にいくことができる日常を与えられていたことは本当にラッキーであったのだと。そして、それが決して当たり前ではないということを感じています。
例えば、東京都でも塾代助成をさらに対象・内容拡大し進めるべきだととある役人さんにお伝えした時のこと。私よりもひとまわりもふたまわりも年上のその方に言われました。
「斉藤先生、そういうものなんですよ。昔から、そういうものです。格差はあるんです。塾に行ける子も、行けない子もいるんです。」
そもそも「そういうものだ」で片付けられるわけがないのですが、この話をこの方からされたときに、私は深刻な分断を感じました。
格差を、困っている人の苦しみを、「そういうものだ」で片付けておくことができる人と、それで片付けることはできないと声を上げる人の分断です。
努力をしてきた人がいい暮らしをするのは当たり前だと考える人と、努力をしたくてもできる環境になかったという人生を送ってきた人。
その分断は「今の政治を担う与党」と「それに物申す立場としての野党」にも感じます。
「国や与党につながる区市町村・都道府県」と「そこにつながらない区市町村・都道府県」の間にも、分断があります。
「その存在が苦労しているのは、重荷を背負っているのは、その存在が努力が足りないからだ」とする、他者の抱えている苦しみに対する無知や無理解は、他者への批判や極論に走る危険性を助長してしまう可能性があります。
分断ではなく、互いを理解することでさらに良い効果を生み出していけないものか。
知らない人がいるならば、もっと知らせて、声を伝えていくことで無理解を解消していけないか。
どんな状況に生まれても、自分の夢を持って、前向きに暮らしていける社会にすることはできないか。
それが、私が政治活動を続ける中で最もやりたいことです。
生まれた時点で人生が決まっているなんてことを認める社会にしてはいけないと思います。
例えば、
女だから、
心身に障害があるから、
児童養護施設で育ったから、
性的指向がマイノリティだから、
学歴がないから、
人生の可能性を制限されるようなことがあってはいけない、と心から感じています。
その人の人生も、社会の未来もより良く変えてゆくことができることを願いながら、一枚一枚ポスターを貼らせて頂いて、市民の方のお話を伺っています。
ぜひ、お力をお貸しください。
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