都の感染者発表時間がまちまちなのは何故?厚生委員会で様々質疑がありました

昨日・今日は都議会厚生委員会です。


昨日の質疑では私からは介護・障害福祉サービス従事者への慰労金の支給について、

区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業についてについて、

児童虐待・DV等相談における支援体制の強化について


質疑を行いました。

中でも特に時間を割いたのは区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業について。

今回の補正予算はほとんどが国予算を原資とするものですが、こちらの事業とコロナ患者受け入れ医療機関臨時支援金のみが東京都の独自予算となっています。


豊島区ではすでにホストクラブに対して独自の休業要請やそれに伴う協力金の支給が発表されています。これをモデルとして、都内の各区市町村が「うちの地域でこの施設やこの業種に特に感染が広がっている、そのためここで積極的なPCR検査や休業要請を行いたい」とする場合に東京都がその費用等を補助するために、まずは区市と協議会を作りそこで様々な情報共有を行っていくということになります。


区市町村ごとに積極的検査や休業要請が行えるということはピンポイントに感染拡大防止対策をとることにつながる一方で、「果たしてそれで十分か」という議論は残ります。同じ業種の違う店舗を求めて、地域を跨って人が移動するようなことがあれば、逆に感染を拡大させてしまう可能性もあります。


地域ごとの判断、また予算の奪い合いとならぬよう、まずはこれまでの対策の効果検証を行った上で、東京都が休業要請の明確な基準を設けて区市町村に示していただけることが重要です。


また、他の委員からも複数質問があったのは、報道や東京都の発表のあり方についてです。


東京都の発表を待たずして、様々に報道が先行することもあり、全てが東京都の所作がまずいせいであるとは考えられないことはあります。


例えば、最近また新規感染者数が大変大きな数字として毎日上がってきますが、その時間帯が午後14時であったり、午後13時であったり、時には午前11時であったりとまちまちです。


都民の方々からは、「東京都は感染者数を隠しているのでは?」

「今日は打ち切り、として、本当はもっと多いのに抑えて発表しているのでは?」

という不安の声も聞こえるところです。


これについては私は質疑していないのですが、他の委員の質疑で明らかになったことは「東京都は毎日朝9時の時点で新規感染者の発生の状況を各保健所等から情報収集をしているものを締め切っている。9時以降はその情報の確認や、情報公開のための下準備をしているため日によって公表の時間にズレが生じているが、何か意図的に人数を抑圧したりするようなものではない」という趣旨の答弁がありました。


こういったことも、都民の方に伝わらなければ不安や疑念は大きくなってしまいます。

かたや、東京都福祉保健局では行政文書を廃棄してしまっていたという事実がここ最近報じられており、これについても委員会で質疑をする委員がありました。

公文書管理条例は定められたとはいっても定められたとはいっても、その条例の対象にすら入らない文書がこのように都民の目に触れないままに廃棄処分になっているものがあったということは遺憾の極みです。

このようなことが再度起きないように、行政文書の定義を改めて問い直す必要があるとも感じました。


今回、児童虐待・DV等相談における支援体制の強化としては、

・児童相談所2箇所でLINEなどを活用したオンライン相談の開始

・児童養護施設等や若年被害女性支援団体等へタブレット端末等の導入、SNSによる相談窓口開設費用等

などが行われる予定です。


すでに児相などに相談を継続的に行ってきている家庭対象ということですが、これで感染を予防しながら相談が継続できるという点で活用は大いに進めていただきたいものです。

が!

これに加えて、まだまだ相談をしていないご家庭、保護者の方々がちょっとしたことで相談できるように、子ども宅食やオムツ宅配、在宅子育てサポート事業などのアウトリーチ支援を充実させていくことがやはり何よりも急務です。


都内に限ったことでもありませんが、子育ての孤立化、孤独化を止め、「あなたの子でしょ」「自分で産んだんでしょ」と自己責任を語る社会ではなく、それぞれ助け合い、支え合い、補い合う社会へ。それには、行政支援も「待っている」スタイルではもう届かないご家庭が多くなってしまっているのでは、と感じます。


引き続き、新型コロナ対策、また児童虐待防止やDV被害者支援を始め幅広く「最も困っている、最も困窮している」方々への支援が広げて行けるように活動をしてゆきたいと思います。

斉藤れいな(さいとうれいな)公式サイト

東京都議会議員 南多摩選挙区選出 斉藤れいなの公式ホームページです。